オールドレンズ Summaron 3.5cmを買ったレビュー

Leica M-A

中間調重視の大人の35ミリレンズ Summaron 3.5cm f3.5を買った。以前にも触れたが、「デジタルでライカレンズ」を手軽に実現できる昨今、Leica(特にMマウント)のオールドレンズの価格が高騰している。長い間、なかなか状態のよいものが見つからなかった。そんなわけで繰り返しになって恐縮だが、なんらかライカのオールドレンズにご興味のある方は、今のうちに買っておいた方がよさそうだ。まずは早速、ファーストインプレッション的な記事を書かせていただくことにした。

Summaron 3.5cm f3.5とは

今さら言うまでもないけれど、35ミリレンズはライカレンズの〝激戦区〟と言ってよい。ズミクロンやズミルックスに人気が集まる中で、ズマロン35ミリは通好みなオールドライカレンズといわれている。L39マウントのズマロン35ミリf3.5が1946年に登場。そのあと1954年にMマウント版が世に出された。最適な表現が見つからなくて申し訳ないのだが、〝目立った個性〟がないものの、常に落ち着きがある描写をしてくれるという安心感がある。何といえばよいのだろうか。連れ回すうちに、徐々に愛情が湧いてくる不思議なレンズだと思う。

外観

このレンズは、メガネ付きとそうでないものの2タイプがある。中古価格に大差はない。フィルター径はE39。ライカ純正のIROOAを付けたいところだが、これこそなかなか良いものに巡り合えない。フォーカシングレバーは、所有している沈胴エルマーにそっくり。

作例

実はズマロン35ミリは前にも持っていて、機材入れ替えの関係で一度手放してしまった。今回は買い戻し。使い込むほどに愛着が湧き、離れるとそわそわしてしまって落ち着かない。長年連れ添った夫婦のような感覚(?)になるのだ。

そんな、通称〝サンハン〟ズマロンの簡単なご近所スナップをご紹介したい。我が家の写真は大半が子供写真なので、無人のものを集めるのが容易ではない。まずはお試しというわけで、今回は全てFUJIFILMの業務用フィルムISO100で撮った。

Leica M-A FUJIFILM業務用100

街中ところどころに秋の気配が感じられる。夕暮れ時に開放で撮影。周辺の甘さがいかにもフィルムらしい。

Leica M-A FUJIFILM 業務用100

特に何というわけでもない街角スナップ。なんてことのない下町の裏通りなわけだけれど、この窓枠の青色が好きで、どうしてもフィルムライカで撮りたくなる。青と無機質なコンクリート。ライカをぶら下げていると必ず撮ってしまう。

Leica M-A

室内にて子供達のお気に入りバスを。デジタルは描写の緻密さが素晴らしいけれど、ふとした日常はフィルムで残しておきたくなる。古くさい感じが、人間らしくて大好きなのだ。

まとめ

買い戻してサクッと使った感じでは、周辺はやや甘いものの、中心部は非常にシャープだという印象が強い。影の部分は階調性がとても豊かで、つぶれないことに感動する。この辺りの作例はまた次回以降に…。

コメント

  1. いつも楽しく拝見しています。
    フィルムとオールドレンズのこの写り、すごく好きです!
    ついコメントしてしまいました笑。

    また作例を楽しみにしていますー。
    失礼しました〜。

    • お返事遅くなってすみません( ; ; )
      いつも見ていただいてありがとうございます。そしてコメントも嬉しいです。ありがとうございます。

      フィルムとオールドレンズ、すぐに撮れ高を確認できないところが良いですよね!光の入り方も。
      現像ができたら近日中に掲載しますので、また遊びにいらしてください。
      そして辛口批評もお待ちしております!

      今後ともよろしくお願いします。

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